住宅ローンが払えず地獄に陥った体験談

住宅ローンを組んでマイホームを購入するのは人生で最も高い買い物となります。
だからこそ確実に返済できるように計画を立てなければいけないのですが、住宅ローンを払えなくなり地獄に陥る人が多いですし、さらに増えているのです。
そこで住宅ローンが払えなくなり地獄に陥った体験談を紹介します。

会社の倒産が原因で住宅ローンが払えなくなった

中古マンションで理想とする物件が見つかったので住宅ローンを組んで購入することになりました。
物件価格は約3000万円でしたがマイホーム購入のために貯金していた500万円を頭金を支払い、銀行からの借入額は2500万円ほどでした。
30年の返済期間で月々の支払いは8万円ほどとしました。
賃貸住宅20年以上住み続けましたが、そこの家賃は10万円を超えていましたので、住居費の負担もむしろ減ることができるし、家族で広いマイホームに引っ越せることになったこと当時は喜んでいたものです。
大卒で入社した会社で働き続ければ住宅ローンを定年までに返済できると考えていたのですが、現実はそうはいかなかったのです。
マイホームを購入した5年後に会社が突然倒産してしまいました。
マイホーム購入時の業績は良好とは言えなかったのですが、まさか定年を迎える前に倒産するとは思いもしませんでした。
会社が倒産した日のことは今でも覚えています。
目の前が真っ暗になりましたが、20年以上も住宅ローンが残っている現実を目を背けることはできません。
一家の大黒柱として家族の生活を守らなければいけませんしローンの返済をしなければならないですから、再就職活動をすぐに始めて、未経験の配送の仕事に就きました。
出来る限り働きましたが収入は大きく減少してしまいました。
子供も私立に通わせていましたので教育費の負担も大きくなっていた状況もあり、毎月の収入では苦しくなり妻もパートに働くようになりました。
それでも住宅ローンが払えなくなり滞納が3ヶ月過ぎた時の事です。

マイホームを手放して自己破産

債権者である銀行から一括返済請求の通知が届きました。
恥ずかしながら事の重大さにこの時初めて気づいた次第です。
夫婦で慌てて銀行に向かったのですが担当者からは一括返済できないのなら競売するしかないと回答でした。
マイホームは手放したくなかったのですが、貯金も底をついていた状況ですので、とても払えるものではありません。
競売だと相場よりもかなり安い価格で売ることになってしまうということでしたので、泣く泣くマイホームを任意売却することになりました。
銀行も残債をできるだけ減らして返済を確実にするために任意売却に同意しました。
銀行は競売の申し立て前に任意売却の意向を示したことで猶予期間を認めてくれました。
それによって時間的には余裕をもって買い手を探すことができました。
マンションは約2200万円ほどの購入価格で売ることができました。
マイホームを手放すことになってしまいましたが住宅ローンの残債はほとんどなかったですが、これから生活していくためにお金は必要となりますし、住宅ローンを支払えなくなっただけでなく毎月赤字が続くために消費者金融などから借金を重ねていたため、その時には返済の目処が立たない状況でした。
そのため自己破産を申請することになりました。
子供にマイホームを手放さなければいけないことを言うことが最もつらかったですし、一生懸命勉強して合格できた私立を辞めなければいけなかったことが親として最も情けなかったですし、子供にも地獄の辛さを味あわせてしまったと今でも悔やんでなりません。
会社が倒産することなど考えていなかった自分の見通しの甘さが原因ですし、家族を守ってあげられなかった父親です。
しかし、日本経済が不安定な状況が続いていますから住宅ローンが払えなくなってマイホームを手放すことになってもおかしくない時代です。
私のような体験談が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
家族のためにマイホームを守ってください。